2013年03月28日
せっせと
こんな時期になってしまいましたが今年も苗木を作りました。
せっせと100本の上は作りましたね。それでも成功率は6割を目標にしていますが、おそらく半分程度でしょう。もっと効率よくというか成功率を上げていければいいのですが、その為には温度管理と台木と穂木の合致ですね。
年々、台木の種類を増やしていますがまだまだ実験には少ないです。欲を言えばもう少し欲しいです。実験してマッチングのデータを蓄積して、この土地にあった台木とのベストな組み合わせを早く見つけたいものです。
詳しくはホームページにて♪

2013年03月20日
苗木作り
昼間は酒蔵開放へ出掛けて休日を楽しんできたので、ちょっとでも仕事しようと苗木の制作をしました。
用意する道具はオメガカッターと接蝋、蝋を溶かす為の道具。これはグリルパンで十分です。この3つだけです。最近ではオメガカッターの類似品で国内産や中国産で接ぎ木カッターというものが流通しているので安価で揃えられます。
あとは穂木と台木さえ養成すれば毎年苗木は作れます。
今年は台木の本数こそ少ないですが、種類はモンペリエ、3309、無毛テレキ、161−49、ルペストリス、188−08とマニアックなモノも取りそろえて幾つか試してみます。クイーンニーナなどはモンペリエと188で考えていますが、161も面白そうです。
ただ、これだけ台木の品種を列挙してもそれほど芽数があるわけではないので苗木本数としては100本も作れれば良い方です。使える芽とそれに合う太さの穂木が一致すればもっと作れるかもしれませんが、穂木と台木の太さがある程度一致しないと作れないので難しいものです。
それに成功率もありますね。いくら本数を作っても成功率が3割とかでは話になりませんからね。成功率6割を目標に頑張ります。
詳しくはホームページにて♪

2013年03月14日
新しい畑
研修生が独立したときの為の畑です。
再来年には研修生は一農家として独立するので畑がないといけないので今回このような運びとなりました。
この畑は何年も放棄されていたので棚は崩れ、樹は既になく、土壌は草で覆われています。
少々費用と労力を要しますが、棚の針金は状態が良く形の良い畑なので短梢栽培にはもってこいの状態です。まだまだ畑として再生するには時間はかかりますが、バックアップしつつ独り立ちできるように支援していくつもりです。いずれは、一緒に法人を立ち上げる予定ですので、その時にはそれなりの経営基盤と技術を身につけて貰い、一緒に地域農業の発展に寄与できればと思っています。
それにしてもここは坂城特有の砂利質な土壌で苦労しそうです。
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2013年03月01日
樹のリストラ

今年もまたリストラを敢行しています。
毎年様々な品種を導入するのでどうしても更新や伐採が伴います。導入した当初はそれでも思い入れがありますが、毎年色々と入ってきますとその思いも薄れて、この品種はどんな味かな?とか作り易いかな?等色々と思いを馳せて2,3年経過すると思ったようなモノではなかったという落胆と失望で縮小が始まり、中にはいきなり伐採という品種もあります。
こうして品種構成は毎年少しずつ変わってはいますが、不変な品種もあります。それは主要品種として重点を置いている品種です。主要品種の中には縮小はするのも存在します。でもなくなりません。
こうやって剪定でバッサリと片方の枝をバッサリと落としてしまう剪定がありますが、それも新しい品種のための世代交代でもあるのです。
詳しくはホームページにて♪
