2012年05月26日
同時進行で

葡萄に振り回される時期がやってきて毎日葡萄と格闘しています。
こうなってくると葡萄の作業も幾つか重複してきます。今は摘房、花穂伸長、接ぎ木等々です。ずっと重複しているわけではないのでそれほど大変なわけではありません。ですが、この時期の葡萄の成長は一日に10センチ伸びることもあります。
そんな成長の早さに追いつけ追い越せで品種更新のために巨峰や台木に新たな品種を接ぎます。こうすることで苗木から育てるよりも1年は早く収穫出来るというメリットがあります。正確には苗木からでも同じですが、高接ぎの方が初収穫でよりよい物が採れます。
それは品種特性により近く、これは当たりか外れの答えも出せます。
今回も幾つか接ぎました。答えは来年には出ます。
詳しくはホームページにて♪

2012年05月18日
順調に生育

今年は昨年よりも4日ほど早く、例年よりも1週間以上も早い生育で順調と言えば順調ですが、少し早すぎる感があります。
展葉枚数(葉の枚数)も7枚になっていますし、房もそろそろ一房に摘房していかないといけない段階です。葡萄に限らず、良い物を創ろうとすれば自ずと手間はかかります。葡萄に限らず、果物は生ったもの全てを生らすわけにはいきません。
栄養のコントロールをしてあげないといけないので、人の手が入ります。どんな作物もある程度のコントロールが必要です。
特に果物は味にかなり影響してきます。
生育状況を考慮して適正な樹勢に導き、良い果実が出来るように手を加えていきます。部分的に職人のような経験がないと出来ない作業もありますが、一番は樹の状態をどれだけ把握できるかと思います。経験則だけではなく、樹の状態や土壌、天候など全てをトータルで観察してよりよい方向へ葡萄の生育を導いて良い物が出来ると思っています。
詳しくはホームページにて♪

2012年05月04日
発芽確認

葡萄の芽も発芽が確認できる様になりました。こうなってくると当果樹園では最初の防除ももうすぐです。通常ですと石灰硫黄合材がありますが、これは散布しないのでノーカウントです。ッカイガラムシの発生があったら考えますが、今のところ打たないでここ2,3ねん続けています。
この発芽が確認されると葡萄農家は農繁期に突入です。といってもまだまだウォーミングアップしながらなので、すぐには猫の手も借りたいほどにはなりません。
芽かき作業もこのGWより一回目をざっと回ります。その前に草刈りも全ての畑を終わらせないといけないですが・・・
こうなってくるとと日々の作業に追われるようになり、あたふたしながら毎日が過ぎていきます。
詳しくはホームページにて♪
