2009年03月31日
ポカポカ陽気♪

それにしても毎日毎日、日較差が大きいですね。今日は朝が−3℃に日中の最高気温が11℃でしたからね。
おかげで上を向いて作業する今の枝止めだと顔が日焼けするのです。
既にめがねのあとがくっきりと付いてスキーヤーの雪焼けのようです。
雪焼けなど毎年のことなので気にしませんがこの時期の日焼けは珍しいですね。
今、やっている枝止めは誘引ともいい、棚面のどのあたりで葡萄をならすかとか枝同士がお互い邪魔をしないように、そしてこれから新しい芽が出たときに他の芽と合わさることがなく十分な陽の光を得られるかなど諸々の条件を予想してそのあたりを考慮しながら枝を適正な位置に曲げたり、向けたりしながら棚の針金に止めることです。
これは剪定が終わった頃と芽が出てきてある程度伸びてきた頃、そして袋掛けなどが終わり、あとは収穫を待つのみという段階でもやるので1シーズンに何度も行う作業です。
それだけにかなり収穫に影響するので大事な作業でもあります。
この枝止めもあと2,3日ほどで終わるので次は肥料撒きや畑の整備。デスクワーク、営業活動など細々とした雑用や通常業務があります。
詳しくはホームページにて♪

2009年03月27日
もう春なのに

2月から3月上旬までの初夏のような陽気はこの2日ほどで一気に冬に逆戻り。
昨日なんて午前中、畑で仕事しているときの気温がマイナスでしたからね。今日はそれでも辛うじてプラスでしたが午後から雪が舞って上の方の畑では吹雪き始めて作業は4時には切り上げ。
本当に寒いです。
我が家のクルマ6台全ては先週に全てタイヤ交換完了していたので今朝の積雪はちょっと焦りました。
これで今夜も吹雪いているので明日朝も積雪あるかもです。
これで落ち着いてくれるといいのですが・・・
まだ、芽吹いていないからいいのですが、これが芽吹いてから吹雪いたり、霜にあったりすると枯れてしまうのでこの時期で不幸中の幸いです。とはいっても今の時期も水あげの時期になっているので枝の先端まで樹は水を行き渡らせていて凍みやすいんですけどね。
水あげは樹が前年までに根から吸い上げた水分や養分を根元から枝の先端まで行き渡らせることです。なので新たに土から栄養分を吸い上げることではありません。この樹の果樹は殆どが新たに根から養分を吸収するのではなく前年に吸い上げていた養分を一冬、自分の中で溜めておいて春になって枝の先端まで行き渡らせるのです。
なので、この時期に枝を切ると枝から水が滴り落ちてきます。なのでこの時期に剪定はおろか、枝を折るという行為もオススメできません。
明日は出産の為に里帰り中の嫁の所にいくので作業はひとまずお休みです。
詳しくはホームページにて♪

2009年03月25日
雨降ったり晴れ間が見えたり・・・

朝方は雪が降っていましたが、すぐに雨に変わり、そうかと思ったら晴れ間が見えて・・・
と天気が目まぐるしく変わりました。
その晴れ間もすぐに雨に変わりましたが・・・
そのちょっとした晴れ間で畑に行って枝止めの続きをしてきました。気温は昨日の一桁台と同じく今日も最高で6度と寒かったです。
そんな中で梅が満開で咲いていました。去年の日記をみたら10日も早かったです。杏もすでに8分咲き〜満開という段階なので今年は桜も10日〜2週間ほど早まりそうですね。
年々、温暖化を肌で感じられるようになってなにやら将来が若干不安ですがその時は葡萄以外で違う果物も考えないといけないですね。
当分の間は品種を増やして温暖化に備えています。既に効果は現れているので今年の収穫は色々な葡萄が食べれるようになるので今から楽しみです♪
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2009年03月21日
この3日間で

気温差が激しかったです。
19日は24度記録して汗ばむ初夏のような陽気でした。そして昨日20日は冬に逆戻り。気温は4度でした。
1日で20度もの気温差でさすがに作業が寒かったです。
そして今日は20度まではいかないまでもそれに近い気温でした。
相変わらず気温差が激しい地域だと改めて思い知らされました。
そしてここ数日の暖かい陽気でキジが早くも姿を見せました。
そろそろ発情期なのでしょうか?「けーん、けーん」の鳴き声で雄が雌を呼んでいるみたいです。
キジはとても警戒心の強い鳥なので畑での作業中でも人からかなり遠いところを歩いています。ちょっとでも近付こうものなら。すぐに逃げていってしまいます。
肝心の枝止めはまだまだ全体の半分にも満たない量ですがこの陽気ですので芽吹きは10日前後は早まりそうなのでなるべく早めに作業を終わらせないといけません。
ですが、明日は雨の予報。急ごうと思うと出鼻を挫かれるものですね。
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2009年03月17日
長野合庁まで
前回のブログで枝止めのことを書くと予告しましたが今日は別の話題があるのでまた次回へ回します。
今日はニューファーマー講座の研修会で経営管理と資金繰りについてお勉強しました。
この辺のことはボクも独学で勉強しているので得意でないです。どちらかというと畑で農作業したり、ネットでブログやHPの更新している方が楽ですね。あとは前職の経験を生かして飛び込み営業なんかです。って言ってもハウジングメーカーにいたころは設計でしたので営業は本職でないですが、嫌いではいですね。むしろ得意かもしれないです。よく口が上手いとも言われます・・・
今日の研修は計算書の書き方や用語解説など初歩的なことですがボクには十分すぎるほど丁度いいレベルでしたので眠くもならず聞いていられました。
このときにとったメモ書きをノートにまとめて早いとこ自分の中で昇華しないといけないです。
話は変わりますが、昨日は今期二回目となる炭焼きを行いました。我が家では炭は燃料にしたり、畑に撒いたりとかなり重宝します。
炭を畑に撒いても大した肥料にはならないですが、坂城町みたいな砂利質の土質だと水はけが良く、土が水を溜めてくれないんです。なので、そこに稲藁やおがくず、枝のチップ、堆肥など撒いて土に栄養分を持たせるなどの方法もありますが、そこにプラスして炭を撒くと保水力のある炭が水はけの良い土質のマイナス部分を補ってくれるのです。
すぐに効果が現れるものではないですが毎年撒いていることによって年々蓄積されて、やがては少量の降雨でも十分な水分を保水してくれる土質になってくれるという訳です。
もうかれこれ四半世紀は少なくともやっているので随分と良い土質になってきているのでは?と思います。
養蚕をやっていた時代からですので相当の年数をかけていると思います。
詳しくはホームページにて♪
今日はニューファーマー講座の研修会で経営管理と資金繰りについてお勉強しました。
この辺のことはボクも独学で勉強しているので得意でないです。どちらかというと畑で農作業したり、ネットでブログやHPの更新している方が楽ですね。あとは前職の経験を生かして飛び込み営業なんかです。って言ってもハウジングメーカーにいたころは設計でしたので営業は本職でないですが、嫌いではいですね。むしろ得意かもしれないです。よく口が上手いとも言われます・・・
今日の研修は計算書の書き方や用語解説など初歩的なことですがボクには十分すぎるほど丁度いいレベルでしたので眠くもならず聞いていられました。
このときにとったメモ書きをノートにまとめて早いとこ自分の中で昇華しないといけないです。
話は変わりますが、昨日は今期二回目となる炭焼きを行いました。我が家では炭は燃料にしたり、畑に撒いたりとかなり重宝します。
炭を畑に撒いても大した肥料にはならないですが、坂城町みたいな砂利質の土質だと水はけが良く、土が水を溜めてくれないんです。なので、そこに稲藁やおがくず、枝のチップ、堆肥など撒いて土に栄養分を持たせるなどの方法もありますが、そこにプラスして炭を撒くと保水力のある炭が水はけの良い土質のマイナス部分を補ってくれるのです。
すぐに効果が現れるものではないですが毎年撒いていることによって年々蓄積されて、やがては少量の降雨でも十分な水分を保水してくれる土質になってくれるという訳です。
もうかれこれ四半世紀は少なくともやっているので随分と良い土質になってきているのでは?と思います。
養蚕をやっていた時代からですので相当の年数をかけていると思います。
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2009年03月15日
て、手首が・・・

今日より枝止めの作業です。
毎年、毎年腱鞘炎になる手前で苦しんでいます。
剪定で鋏使って手首痛くなって、しばらく手首の休養期間を経てテープナーでの手首の酷使。
剪定よりも手首に負担がかかる作業です。
元々、手が小さいので鋏やテープナーなど一般向けに作られている大きさの物は少々難儀です。
普通の人よりもてを大きく開かないと鋏も開かないし、テープナーも開かないしで一日目にして既に手首に違和感あります。
この手の大きさは男にしてはホント可愛いくらい小さいんです。嫁よりも小さいんですから!
結婚する前、嫁に言われた一言「ちっちゃくて可愛い」と言われ傷ついたことがあります。
小さいだけなら良いのですが農家にしては手が綺麗らしいんです。汚れていなくごつくないので余計小さく見えるみたいです。
今ではコンプレックスにはなっていないですがこの小さい手のせいでかなり疲労します。
こんなくだらないことばかりで肝心な枝止めのことには冒頭で触れたのみだったので次回のブログで枝止めの作業についてふれたいと思います。
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2009年03月11日
やっと終わった

今、話題(?)のE−TAXを使って確定申告終わりました。
やっぱり、添付書類がないのって簡単ですねぇ♪
ただ計算がなかなか合わなくて苦労しましたが・・・
今年度の売上高は前年を上回りましたが宣伝広告費、研修費、資材費などのウェートが大きく利益を圧迫しましたが家族4人が暮らしていけるだけ稼げているのでよしとしよう。という感じです。
今年はマイカーを今までのレガシィからランエボへと買い換え、さらに春のは新しい家族も誕生するので出費は増えていますが何とかやっています。
今年度以降は更に広告宣伝費と資材費に予算を充てることになりより一層の収入を必要としてきますが、勝算はあります。
目標は耕作地と収穫量を現在よりも減らしつつも収入を増やすことです。一見すると矛盾していますが両親がだんだん年老いていくと働き手はボクと嫁さんだけになってしまいます。そうすると労力は確実に減りますので今のままの耕作地は維持できないです。
方向性としては高級品種へのシフトと高い収益をあげる品種への切り替えですね。一番は流通が変わってくれればいいですね。
理想は全ての流通が売り手市場になることです。売り手が価格を決めて買い手に売る。この図式が当たり前のようになっている市場が多く存在するのに農作物や一部の品物に限っては売り手に価格の決定権がないのが今日の農家の衰退の一因でもありますから。
まだまだ難しいですが一つ一つクリアしていればと思います。
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2009年03月08日
芽キズ入れ

先日より取りかかり始めた「芽キズ入れ」です。
この作業は芽の上にキズを入れて根からあがってくる養分をキズで堰き止めてしまってより強く、より元気な芽を出して貰うために行うものです。
芽キズではなく「青メリット」という薬を塗って芽を吹かせるの方法もあります。どちらも同じような効果なので金のかからないケチな芽キズ入れをウチではやっています。
きれい事を言えば、より薬を使わない方法なのですがメリットと芽キズのどちらが良い葡萄を作れるかと言えばおそらく薬を使う方が良いかもしれないです。
科学的にやった方が見た目にはすばらしい物が出来ますが所詮人工物。自然の物に敵うはずがありません!!
と、持論を持っています。
真偽のほどは確かめたことがないので分かりませんがウチでは芽キズ入れを根気よくやっています。労力もメリット塗るのと大して変わらないので省力化という観点からみてもどっちでもいいのでは?と思います。
ま、自然に優しいのと人工物を極力排除するという思いから芽キズ入れを推奨します。
これから良い天気が続くみたいなので芽キズ入れを早めに終わらせるように頑張ります!
詳しくはホームページにて♪

2009年03月05日
長野地域ぶどう生産振興研修会

今日はオリンピック会場ビッグハットお隣にある若里市民文化ホールへ「長野地域ぶどう生産振興研修会」へ行って来ました。
シャインマスカット誕生の研究所の研究員の方、名古屋青果部長さん、長野県果樹試験場の研究員の方それぞれのお話を聞きました。
シャインマスカットやナガノパープルについてはこれまで ボクが受けてきた講習会や果樹試験場での講習会などで聞いてきた内容の復習みたいな物だったので目新しい物ではなかったですが、名古屋市場のお話が一番印象に残りました。
やはり景気の影響で消費の冷え込みに有りながら伸びている果物があることや消費者に受け入れられやすい傾向のものなど色々と現場ならではの声を聞けて今後の参考になりました。
品種云々よりも食べやすい大きさなども問題になるのでこれからの栽培に取り入れていかなければなりません。
ナガノパープルについては市場では500グラム前後を要望されていますが試験場の試験結果では450グラムを超えると食味、食感、見た目など劣る傾向があるので作り手としては450グラムを超えるのは難しいという結論でした。
そして全体の傾向として大粒品種がやはり求められているようです。大きさは600グラムを上限とする感じみたいですね。
ただ、巨峰やピオーネなどの二大品種に限っては大型化は赤熟れなどで食味、食感、見た目など全てに於いて劣るので巨峰とピオーネに限っては2Lないし、Lクラスの房重が求められているのでしょうね。
儲かるという理由で不味くなりがちな3Lクラスを作ると産地や葡萄そのものの信頼をそこねることになるので産地一帯で取り組む必要があると思います。
これまで3Lクラスを作って売るという一部の農家が多いために産地の評判を落とすこともしばしばあるのでこういったことがないのでブランド化が必須だと思われます。
「さかき」ブランドを広めるためには良質で美味しい葡萄ではないといけないと思うので良質で美味しい条件の一つとして3Lクラスの物は「さかき」ブランドを冠することができないといったような締め出しのような方策も必要だと思います。
「さかき」ブランドを冠することが出来る条件をグラム、品種といったようにハードルを高く設定してブランド価値を高めるように農協で取り組んでくれることを切に願います。
一応、上層部には話してありますが・・・
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2009年03月03日
炭焼き後吹雪

ようやく1回目の炭焼きです。
今朝は農閑期にしては珍しい6時起きで炭焼きを始めました。
剪定で切り落とした枝を焼くだけの作業ですが結構大変なんです。
なにしろ熱い!そして暑いんです。
周囲は竈の中にいるような暑さで油断すると睫毛や眉毛、髪の毛までちりぢりに焦げちゃいます。
炭は殆どが燃料用として使用され、3分の1ほどは畑にまかれ土の養分となります。どの程度養分になるか科学的なことは分かりませんが昔からやっていて美味しい葡萄が採れているので間違っていないと思います。
父について仕事していると科学的なことは置いといてとりあえず、昔からやっていて、とりあえず葡萄のためになるようなことはということで何の拠もないことが多々あります。検証して見れなば「なるほど!」と思うこともあるので間違ってはいないと思います。
化学薬品や機械など使えばもっと手っ取り早いと思うこともかなりあります。だけども、慣習を大事にしています。
今日は炭焼きを午前中いっぱいまでかかりました。終わる頃には、晴れているのか曇っているのか良くわからない空模様で突然雪が・・・
次の瞬間吹雪です。
お昼を食べて畑に行くと既に2〜3センチの積雪が。
山の天気は変わりやすいですねぇ。
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2009年03月03日
棚直し終了!

ようやく棚直しが終了しました。
ま、今期分ということですが・・・
今期はこれで終了ですが来期は柱と基礎の入れ替えに棚の高さ調整などやって棚が新しい品種にも対応できるものになります。
毎年こうやって来期への課題ができます。
個人的にはヨーロッパでは主流の垣根のようなレインカット方式も一部に採用してみたいですが高温多湿な日本では品種を選ぶので難しいです。
そういうことは目の前の問題を片付けて、もう少し収入を増やしてからでないと反対されそうなので今はやりません。
これで明日から芽キズ入れの作業です。
種なし主流になってからはますます必須の作業になって重要性が増してきました。
芽キズを入れることによって強い新梢をだして成長を促すことができ、樹の成長ムラがなくなります。
この陽気で葡萄は例年になく成長が早まっています。どんどん忙しくなりそうです。
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