2017年04月11日

農閑期も終わりに近づき

ブドウの涙2017
今年は例年通り?というのか単なる異常気象の続きか分かりませんが水揚げが所謂いつもの年と同じくらいの時期でした。昨年までは3月下旬でしたが今年は4月になってからという遅さ。冬は雪も多く寒く感じたシーズンでした。気象データでは暖かい年なんでしょうが体感ではいつもの年より寒く感じました。

そんな年回りなのでおそらくここからの成育もそれほど進んだ感じにはならないと思います。今日は肌寒い陽気で当地は雨ですが、同じ長野県内でも積雪の地域もあったようです。南北に細長く東西も山脈があって天気が4つに分類される県なので気候の違いは当たり前と言えば当たり前ですが、雪の降る地域があるのは驚きですね。

でも、この寒さですから不思議はないですが。
この冬のような陽気に戻ってまた暑くなっての繰り返しで春本番となって夏に切り替わるのですが、この季節の移り変わりと日較差で美味しい果物に代表される良い農産物が収穫できる土地柄です。

ここ5,6年は難しい年回りでしたがベテラン農家さんに言わせると誰でも良いブドウが作れる楽な年だったという意見もあります。私はそうは思えないですが、何十年とブドウを作っている方からすればそういう意見になるのかなぁと思います。まあ、余計なことしたから失敗とも思えますが、決して簡単ではなかったと思います。

例年という年回りになれば腕と経験だけが勝負とも聞きました。全てのベテラン農家さんが仰っていたわけではないですが、齢80過ぎの年寄りの戯れ言で片付けたいですね。これ以上難しい年になったらと思うとぞっとします。が、それでもキチンと良いブドウを作ることが農家だと思っていますので天候は言い訳にはしたくないですね。
詳しくはホームページにて♪

  

Posted by なるちゃん at 18:37Comments(0)作業日記