2011年06月27日
摘粒作業


摘粒が数日前より始まっています。
今は荒摘粒といって、上の写真のように最初は沢山粒がついています。これをいったんは軽く粒を抜きます。摘粒後の写真は二枚目です。
いきなり、最終形にするのではクオリティを追求するウチの方針に反しますので、最終形にする前にざっと一通り荒く粒を抜きます。
こうすることで粒同士のストレスを無くし、粒肥大を助長します。
初期肥大を大きくすることで、二回目のジベ処理後の肥大を僅かに小さくします。初期肥大に重きを置くのは、二回目のジベ処理の後に肥大よりも味と色づきに照準を合わせています。
二回目の肥大に重点を置くと、色づきも悪くなりますし、味も落ちます。これは経験則なので事実と異なるかもしれませんが、この方法が全てにおいてクオリティが高くなるとウチでは結果として出ています。
手間はかかりますが、こういう手間を惜しんでは最高品質の葡萄は出来ないと思っていますので手間は惜しまずということで取り組んでいます。
しかし、先は長いので時々挫けそうになります・・・
詳しくはホームページにて♪

2011年06月19日
今年初めてのジベ処理


ここまで雨のために延期してきたジベ処理を無事やってきました。
早生のサニールージュとデラウェアの2品種と、ウチで一番標高の低い畑の巨峰のジベ処理です。
何とか一回目を終えて一安心というところですが、メインでやっている畑はまだまだジベ処理する段階にはなっていません。こちらは飛び花の段階でいつなのか?という感じで予測出来ません。この不順な天候では予測しづらいです。気温が10度近くまで下がったり、そうかと思ったら25度まで上がったりと一日の気温差というより毎日ころころ変わる気温に振り回されています。
一日の中での気温差は普通なので気になりませんが、毎日の気温に波があるのが気がかりです。この天候がどこまで葡萄に影響を及ぼすのか未知数ですが、ある程度のことは技術でカバー出来ると思うので、毎日葡萄を要観察です。
詳しくはホームページにて♪

2011年06月18日
開花に差があります

巨峰は満開から満開近くまで開花の状況ですが、シャインマスカットはまだまだこのような状況です。
これはまだつぼみの段階ですが、場所によっては開き始めて何日かすれば飛び花が出てくるような樹もあります。
房こき(切り)もとりあえずは全部終わって、今は誘引作業と巨峰のジベ処理をやろうと思っている所ですが、今日は午後より生憎の雨のため延期です。というより休養ですね。
今年より大幅に品種の入れ替えを行っているでのシャインマスカットとナガノパープルが今までの巨峰の面積と入れ替わる形で栽培します。
これにより大幅に増産できます。
幸い栽培技術もシャインマスカットとナガノパープルについては確立されてきているのでクオリティの高い葡萄になると思います。
秋まで長いですが、上ノ原果樹園自慢のナガノパープルを期待していて下さい。期待は裏切りません。
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2011年06月13日
次から次へと

この時期は作業が目白押しでやってきます。
開花も始まり、そろそろギアをもう一段あげて作業を進めないといけないですが、あげようもないくらいギアは上がってます。
品種によってはジベ処理済みのものもあります。
また、これから開花というものもあります。
毎日毎日、房こき(房切り)ですが一番標高の低い畑にある巨峰はすでに満開を迎える頃なのでジベ処理になります。
こんな時間にブログアップしている場合ではありませんが、記録のためと情報発信のためなので不定期ですが、これからもアップしていきます。
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2011年06月06日
うら日記とかぶりますが

うら日記と殆ど同じ内容になりそうですが、更新が御無沙汰だったので被る内容でも更新します。
農作業は6月に入って更に忙しさに拍車がかかり、毎朝リポD飲んで凌いでいます。これも1日一本までとルールを決めていますが、2,3本は飲みたいですね。
今は、緑枝接ぎと休眠枝接ぎの適期なのでウチでは毎日100本単位で接いでいます。急速に品種更新をして、次の時代に備えています。
巨峰の終焉が近付くスピードが当初の見込みより随分と速いです。
写真は休眠枝接ぎの写真です。
一番最初に接いだ枝には、早くも芽吹きが見られます。芽が膨らみ始めています。というより、すでに吹いているので芽吹きですね。
明日は通常通りに房こき(房切り)です。
まだまだ終わりは見えてこない作業ですが、秋の収穫を目指して作業を進めていきます。
詳しくはホームページにて♪
