2014年02月20日
大雪の爪痕
関東甲信越にもたらした大雪の被害。山梨では特に酷く、農業被害が凄まじいことになっています。雪に慣れている長野県でも農業被害だけに止まらず、日々の生活にも大きな影響を及ぼしました。
面白いのは飯山など県内でも有数の豪雪地帯。こちらのかなり積もったにも関わらずニュースになりません。1M程度では少ないという声もあるくらいです。
雪に対する考え方も違いますしね。
坂城町もやはり甚大な被害を被っています。元々豪雪地帯ではないので町に除雪機などなく、除雪は地域の皆さんでという考えなので後手後手に回ってはいますが、ご近所で助け合って徐々に生活道路は復旧しつつあります。
畑は生活道路圏外なのでメートル越えの雪に未だ埋まったままです。不幸中の幸いとでも申しましょうか坂城町内では目立った被害は今のところ聞かれないそうです。
農機具などはそれでも幾つか被害はあるみたいですが・・・
それでも一部で棚の崩壊などありますが、雪解けを待って人力で治す事が出来る程度みたいです。
ただ、この雪ですから畑に近づけないですね。腰まで埋まってしまう積雪量で棚との隙間などは5,60センチ程度。
雪は光の反射率が最も高い物質で7、8割は反射してしまいます。ですので、雪で覆われれば幾ら太陽が照らしても温度はなかなか上昇しません。だから溶けにくいというのもあります。温度を上げるには色を付けるという方法が手っ取り早いですね。
例えば、カラースプレーで色づけをすれば、その場所の温度は太陽に照らされて温度は瞬く間に上昇し、融解速度は速まります。
よく、炭を撒いたり土を撒くのは滑り止めというよりも融解速度を早める為です。ただ、畑の場合は広大すぎて炭などを撒くのは困難というのはあります。畑は気長に待つことにします。
皆さんも生活道路で通行に困る路肩や凸凹になっている雪の塊などには炭や土を撒いてはいかがですか。
詳しくはホームページにて♪
