2009年01月21日
以前こんなことが

剪定の毎日で特にこれといったネタがないので食の安全について。
我が家の愛犬モモちゃんはブログでもHPでも紹介しているとおりブドウを食べます。ブドウに限らず果物全般飼い主と同じように食べるんです。
でも、以前ある産地のイチゴを食べたとき激しい嘔吐に見舞われました。たった一つでですよ!
普通にスーパーで売っている有名な産地のイチゴです。色々と問題が起こりそうなので産地とブランド名は伏せておきます。
それでも、人間のボクは何ともないです。それどころか「このイチゴ美味しい!」と思いました。考えられる原因は残留農薬ですね。昔は頻繁に使われたいたミカンの皮に塗ってあったワックスも犬が舐めると嘔吐ということがあったので人体には大した影響はないけれども犬などの動物には大いに影響があるということですね。
いや、それでも人体に全く影響が無いと言うことはあり得ないですね。現に犬が嘔吐しているのですから。微量ですが有害物質は人体に少しずつ蓄積されいずれ未来へと受け継がれ何らかの影響が出てこないとも限らないです。
皆さんもご存じの方がいらっしゃると思いますが「美味しんぼ」という漫画で猿の奇形が生まれるという題材で食の安全について一度取り上げられたことがあります。うろ覚えですが、有害物質は体内に長年に渡って蓄積されやがて子孫に奇形となって現れるというようなことが書いてあったと思います。立証されていないことなので断定はしていないというようなことでしたが実際にこういうことがあり得ると思います。
現在、スーパーで売られている生鮮食品ですが一応出荷の段階で防除歴といって農協などにこの作物にはどんな消毒や肥料を使っているかとか何回散布しているかなど事細かく書いて提出するものがあります。
防除歴は農協などで決められた物しか使っていないので農家にとってはやれと言われたことを守っているに過ぎないのです。一応農林水産省推薦だったり指定だったりするので文句も言えず無農薬は出来ずに農薬散布で作物を育て出荷しています。
ですので、農協などの正規ルート(市場)を通している農作物については必ずといっていいくらい農薬を使っています。これが悪か善かは神のみぞ知るですが100%安全とは言えないのが現状だと思います。
現場の農家も農薬散布量を減らしたり濃度を薄くしたりと努力はしていますが市場や販売店の要望で無農薬というよりも形悪い物や農薬が効いていないような虫に食われた物は消費者は買ってくれないとか見た目が悪いという理由で残念ながら100%安全な農作物は店頭に並べられないのです。
分かりやすいのがトマトですね。安全で美味しいトマトやキュウリは鳥の餌食となることが多いです。本当に美味しいトマトやキュウリは果物のように甘く瑞々しいです。だけども見た目にはあまり宜しくない場合が殆どですが・・・
確かに虫に食われたようなキャベツや形の悪いニンジンなどは美味しそうに見えないですよね。でも虫に食われている方が実際は虫が食べれるほど安全で美味しいものだったりします。出来損ないではなく安全だったりするのです。
果物に関しては残念ながら無農薬はほぼ不可能なものが殆どです。ブドウも例外ではなく無農薬は不可能ですね。ただ、低農薬という形で農薬を減らして栽培はできます。
当果樹園も犬も人間も安心して食べられるように栽培しています。今のところモモちゃんが喜んで食べるブドウを作っているので安全であると確信しています。そのモモちゃんも既に数えで6歳です。6歳になるまで我が家のブドウを食べ続け一度も体調を崩さずに元気でいられるのが何よりの証拠だと思っています。
ちょっと自慢話っぽくなりましたが消費者の皆さんは見た目の格好良さで農作物を判断しないで臭いや色の変化で見るようにしてください。常温保存で腐らないものは農薬たっぷりの可能性が高いので。
詳しくはホームページにて♪

Posted by なるちゃん at 23:41│Comments(0)
│つぶやき
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。