2009年11月10日
早い時期の剪定ですから

よく、この時期に剪定を始めると弊害はないですか?と聞かれることや同業者から問い合わせを受けます。
弊害は勿論ありますよ。枝を切った先からはダラダラと樹液が流れてきますし、これから迎える寒くなる時期に凍害のあったりと。
でも、それ以上にメリットはあります。葉の散っていないこの時期だと翌年の棚面の明るさや新梢の伸び具合など予測しやすいです。また、近年主流になりつつあるジベレリン処理の種なし品種は、特にこの時期だと翌年に強い新梢を出す傾向があるようです。
凍害などは主枝と根周辺をしっかりと藁で覆って置くだけでも防げます。
樹液の問題にしても、これはどの時期に切っても出てきますので大丈夫です。むしろ、水あげの時期に切り口に薬をキチンと塗ってあげて菌の侵入を防げるかどうかです。
樹液だけでその翌年の生育に影響するなんて40年以上も葡萄一筋にやってきた父もありえないと言っています。
その後のケアと剪定の仕方で葡萄は翌年の出来の8割は決まってしまいますから。
詳しくはホームページにて♪とりあえずここをクリック♪

Posted by なるちゃん at 23:13│Comments(0)
│作業日記
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。