2011年08月18日

良い粒になってきている



赤系品種の傘の掛け替えと除葉作業をしている傍らで、翠峰の生育状況を確認すると・・・

この大きさになっていました。例年通りの生育に満足ですね。ここから更に大きくなって最終的には一粒が最大で30グラムまでなります。平均25グラム程度ですね。

これが9月下旬頃から糖度20度を超えてくるので本当に美味しい葡萄になります。ゼリーのような食感と相まって溢れんばかりの果汁が口いっぱいに広がる食味です。

話は変わりますが、先日地元では有名な一流食材を扱う某高級スーパーへ買い物に出掛けたときのことです。
そこに陳列されている巨峰やナガノパープルを見て驚愕しました。
粒が小さく、鮮やかな色もなく別の品種かと思いましたね。批判するつもりは無いですが、ウチで穫れる巨峰やナガノパープルとは雲泥の差です。どこの葡萄にも負けないと自信を持って栽培しているウチの巨峰とナガノパープルは見た目も明らかに違います。

これを見て負けていないどころか、余裕で買っていると思いました。
やはりスーパーでは収穫してから日が経ってしまうので鮮度が落ちてしまうのでしょうが、本当に健康な葡萄は数日程度では鮮度はここまで落ちないです。
土作りから始まって、日々の管理作業次第で葡萄は大きく変わります。
ウチの葡萄は消毒回数が通常の半分以下に抑えて、土もモグラを生態系の頂点としたヒエラルキーを形成していますので葡萄の樹の状態も山の木々のような健康な状態に近づけています。

そこで育つ葡萄は先天的にミネラルたっぷりで病気に強い鮮度が落ちにくい健康なものになります。
健康な葡萄は冷蔵庫に保存して2ヶ月は普通に持ちます。それなりに軸は茶色に変色しますが、粒は張りのあるままジューシーさは損なわれずに持ちますね。たまにお客さんから正月に食べられたとか、正月あけても普通に食べられた等聞きます。

こういう声を聞くと嬉しいです。
詳しくはホームページにて♪
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Posted by なるちゃん at 18:14Comments(0)作業日記